＜開発経緯＞
SEROWシリーズのスプリングはオフロード車に関わらず、
オールラウンドに対応させるため特化した特性をもたせず、
またOEMの主流である熱間成形製作されております。

サスペンションカスタムではリバルビング（仕様変更）が主流ですが、
価格、性能共に時間と費用を要します。

リバルビングとはダンパー自体の反発反力を個々のライダーに合わせた減衰特性にして
乗り味を変化させるのがチューニングなのです。

今回はスプリング単体でサスペンションの性能を最大限に発揮させるためにに開発しました。

＜特長 ＞
このスプリングは冷間成形コイル製にして精度を安定させ、スプリングレートを10〜15％アップさせながらも樽型形状にすることでよりストロークを確保します。

フィーリングとしては奥の踏ん張りをしっかり持たせ純正ダンパーの減衰に合わせた最大値で設計、オフロードに求められる動きに必要なスプリングに仕上げています。
スプリング単体で純正ダンパーの減衰力を大幅にカバーすることが可能でスプリングオンリ−でその違いをすぐに体感できる商品です。
また錆びや剥がれに強い特殊塗装を下地処理に採用。
ダートトラックの世界では定評のある、ジンクパウダーコートを塗布。

過酷な使用条件下での塗装剥離が原因となる錆による欠損を未然に防ぎ、
スプリング本来の性能を維持させます。
鋼材から製作まで日本国内生産となります。